こんばんは.
金曜日と土曜日は神楽坂で阿波踊りのお祭りがあったので、以前働いていたお店の出店のお手伝いに行きました.
お店は居酒屋のため店は雰囲気作りで薄暗く、お店自慢のおでん場は湯気でもくもくと見るだけで暑そうだ思い、挨拶を済ませてから出店の準備をして地下に入り同級生と浴衣に着替えることにしました.
今年は浴衣を2着買ったのと嬉しそうな彼女は初めて出店を手伝った高校1年のときと比べ、ずっと大人っぽくなったので今年の浴衣な以前とは違う雰囲気を纏うのだろうと思うと胸が躍りました.
浴衣の着付けはお茶の先生でもあるバイオリンの先生から習い、1度は先生に教わってから2度目は自分で着て練習し、それで彼女も着付けるということになっていて、彼女の浴衣は古典柄の紺地で小さく可愛らしいうさぎや手毬が描かれており、帯は朱色にも赤にもとれる色で、つるりとしたまだ一度も使われていない光沢の感触に、美しく帯が結べるよう、気持ちが引き締まりました.
ただ一緒にいて3年になる同性の友達でも裸を見るのはとても恥ずかしく、それは罪悪感にも似ており、早く着終わらないかなとばかり考えて、そのことが彼女にも伝わってしまい、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした.
そして浴衣の下準備は終わり、これから帯を巻くというところで彼女に帯の端を持って回ってもらい、私が帯を固定することで時代劇の悪代官様と囚われたかわいそうな小娘の逆のやり取りみたいで面白く、彼女はお止めください、あーれーと悲観的な声を出し、自分は悪代官の真似をして二人で笑いました.
お手洗いは地下にしかないので、どどどとたまに誰かが降りてくる音が聞こえ、そのときはほとんど着終わっていて見られても平気でしたが、早く戻らなきゃという素振りが一切見られない男性の社員の方々に、自分たちは子供扱いされているんだと思うと悔しい気持ちとほっとする気持ちで混乱しました.
それでも小またでしか歩けなくなる浴衣は普段忘れていた女性らしい気持ちを取り戻させてくれて、物を取ったりしゃがむときも浴衣や袖を押さえて粗相の無いようにと緊張感があり、とても面白いなと思いました.
外は倒れそうに暑く、さらに一番の売りであるおでんの鍋の傍にいると死にそうに暑く、それでも久しぶりの仕事でへまをしてはいけないと奮い立たせるものの、酷い顔をしていたせいか、同級生が交代で中に入り、休憩しようと提案して、先に水を飲みに行かせてくれました.
厨房の中で水を飲んでいると、背の高い私を見て全然身長抜かれてるよーと嘆く男性の方がいましたが、だから一体なんなんだと理解できませんでした.
しかし、休憩した私を見て店長がなに休憩してんのと意地悪を言ってくるので、率先して休んですみませんと笑って過ごしましたが、そんな店長は味見、味見と言ってビールばかり飲んでいたので、睨んで意地悪し返しました.
そして暑いせいでぼんやりとしたままあっという間に仕事は終わり、店長が意地悪しなければ久々のお給料がもらえるので、早いですが、クリスマスに家族のプレゼントのためのお金として少し足しになればいいなと思っています.
でも、冬まで残っている保証は… はっはっは~☆
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました.
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