こんにちは.
月曜日に録画をしたワールドカップ決勝戦を元家庭教師の先生と見る約束をしていたので、電車を乗り継いで最寄り駅まで向かいました.
電車に乗っている間、決勝戦の結果は知っていたけれど内容は全く知らず、誰がどのようにどんな戦い方をするのだろうと頭の中はただそれだけで小説で出てくる西瓜が好きで、西瓜を目の前にざくりと包丁を入れて切ろうとする瞬間ずっと全身で西瓜を求め、指の先も足もすべて西瓜になってしまったようだという一瞬とほぼ違わない状態でした.
夕食の買い物を済ませ、まずシンガポールのオランダが優勝すると予想した変な鳥を見立てて、焼き鳥を食べてから先生はパエリアを作り、自分はフィリピン料理のシニガンを作り、どきどきしながら料理が揃ったところで着席してこころ待ちにしていた試合を見ることになりました.
スペイン対ドイツ戦を意識してか最初からボールを取られまいととても勢いのあるオランダに対し、すっとパスを引いて冷静にプレーをするスペインに毎回のように感動して、それぞれ思い思いのサッカーに対する意見や感想を言い合い、選手のぎりぎりの攻防に同じような緊張感をもって2人でテレビを見つめました.
スペインのゴールまでのボールをディフェンスに止められそうになりながらもまだキープしてペナルティーエリアまで運ぶという、うーんと唸りながら見守っているうちに、ああ!!と叫びだしてしまう予想のつかない展開をするところが好きで、学校中の友達にスペイン、スペインと言って本当の良さは言葉では伝わらないのは承知しているけど、それでも気持ちを込めて凄いんだということを休憩時間中いつも話しています.
しかし周りはドイツやオランダを応援したりする人が多く、理由はカウンターが好きだからと聞くのですが、過程の無いプレーと結果主義なんて全然面白くないと思いました.
数学の先生に至ってはオランダが優勝すればオランダに負けた日本の株が上がるという理由でオランダを応援すると言ったので、最悪だと思いました.
最近日本代表が帰国してきて駒野選手のPKについて擁護するニュースばかりで、ワンタッチでパスを回したり、努力しているところは確かに伺えるものの、フィジカルもセカンドボールも敵わない試合は詰まらなく、それを庇ってばかりでよく頑張ったと繰り返す評価は、大人なのにちいさな子供が初めて自分の名前をひらがなで書けたことを喜ぶみたいで、とても気持ち悪いです.
鑑賞会では全然日本を応援していないことを元家庭教師の先生と話しながら、殻つきの海老の入ったパエリアを頬張って美味しいと話題を変えると、サフランが5000円分も入ってるんだから当たり前だと怒っているのか誇らしいのか解らない口調で返事されました.
試合はPKで勝敗が決まることなく6番のイニエスタが延長の後半シュートを決め、うわああああ!!声を上げて喜びました.
最後優勝カップをキャプテンのカシージャスが受け取り、思いっきり掲げるところは本当に感動的でとても嬉しかったです.
来年もワールドカップがあったらいいのにという気持ちと受験が終わったら父親に頼んでサッカーの試合が沢山見れるスカパーを繋いでもらいたいという気持ちでいっぱいです.
お父さん、お金が掛かってばかりでごめんね.
でもこれはお父さんの先祖の遺伝だとおじちゃんが言っていたよ!
はっはっは~:)*
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました.
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